昨年の6月、北部九州豪雨によって浸水や土砂崩れ、河川の堰(せき)が壊れたり、水路の氾濫や鉄砲水で住宅の浸水などの被害が、ここ高並谷にも出ました。
万が一の水害に備えるために、まずは身近な浸水を防ごうということで、簡単にできて効果的な土のうの作り方と、置き方の講習会が、高並地区体育館横の駐車場で行われました。
宇佐市消防署の放水車・救急車・ポンプ車とともに6人の消防署員さんに講習をしていただきました。
1斗缶に7分目まで砂を入れてから、砂袋に詰めます。こうすることで大きさが揃うので、積み上げたり並べたりするのに好いそうです。 通常は30kg程度の砂を詰めてもいいらしいのですが、高齢者の多いこの谷では、可搬性をあげるために少なめにしています。
1袋ずつ詰めていきます。
災害時はスピードが優先されますので、重すぎない方がいいようです。
土のう積みは上流に袋のお尻を向けて積み上げます。水を「せき止める」のではなく、水の「流れる方向を変える」というイメージで。
万が一が来ないのが一番ですが、「備えあれば憂いなし」ということです。
参加されたみなさんありがとうございました。
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大賀洋一 (火曜日, 21 11月 2023 18:02)
今回の土嚢の作り方を良く知りたいので、送ってもらえないしょうか❗
まちづくり協議会事務局 (金曜日, 01 12月 2023 22:05)
大賀様、コメントありがとうございます。
用意するものは、20リッターのオイル缶。
土のう袋をオイル缶へ差し込んで、砂を詰めます。写真3枚目。
量に関しては、大賀様の関係する地域性や身体能力などに合わせて調整されてください。乾いた状態は講習の時だけで、実際は水を含んでとてつもなく重たくなります。消防署等の講習では、袋の6分目を目安に砂を入れることになっています。それの方が口を結びやすいです。
様々な土のう袋講習の動画もありますので、Youtube等で見つけられると思います。
cf:結び方
https://youtu.be/UGLPl7h4b_0?si=N-JKdh7pBLMNuYvt