
昨年の6月、北部九州豪雨によって浸水や土砂崩れ、河川の堰(せき)が壊れたり、水路の氾濫や鉄砲水で住宅の浸水などの被害が、ここ高並谷にも出ました。
万が一の水害に備えるために、まずは身近な浸水を防ごうということで、簡単にできて効果的な土のうの作り方と、置き方の講習会が、高並地区体育館横の駐車場で行われました。

宇佐市消防署の放水車・救急車・ポンプ車とともに6人の消防署員さんに講習をしていただきました。

1斗缶に7分目まで砂を入れてから、砂袋に詰めます。こうすることで大きさが揃うので、積み上げたり並べたりするのに好いそうです。 通常は30kg程度の砂を詰めてもいいらしいのですが、高齢者の多いこの谷では、可搬性をあげるために少なめにしています。

1袋ずつ詰めていきます。
災害時はスピードが優先されますので、重すぎない方がいいようです。

土のう積みは上流に袋のお尻を向けて積み上げます。水を「せき止める」のではなく、水の「流れる方向を変える」というイメージで。

万が一が来ないのが一番ですが、「備えあれば憂いなし」ということです。
参加されたみなさんありがとうございました。
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